世間は狭いものです

昨日は花岡さん、森吉さん、飯塚さんのトリオ(リコーダー)のコンサートを聴きに行ってきました。
花岡さんは何十年も前から北見や美幌に来られていたようで、リュートの金子さんと一緒に演奏されているのを小6ぐらいのときに北見で聴いたことがありました。
昔は大変厳しい先生だったと聞いていたのですが、(優しい笑顔を向けてくださいましたが)やっぱり厳しい先生とお見受けしました。
以前、私が国立音大の図書館でトリオの楽譜を片っ端からコピーをしていて、面白そうだなぁと思う楽譜の中に「シモネッティ」という作曲家のトリオの楽譜がありました。
..小学生だったら1週間ぐらいネタにして笑えそうなネーミング(笑)
もちろん私はバロック時代の作曲家かと思い込んで、調べて見たのですが、全然わからない!
アルビノーニのように、この人はそんなに生涯謎めいた人生だったのか…。と思っていたら、現代作曲家がシモネッティという名前を使ってトリオを書いたのでした。
そしたらなんと。そのシモネッテイが花岡先生がハーグで学ばれていたときの2、3つ上の先輩だったそうで…お知り合い。 その曲を昨日演奏されていて、大変興味深かったです。
世間は狭い…その1でした。
一緒に受付のお手伝いをした方がヴァイオリニストの川井郁子さんの妹さんでした!
美人でお姉様によく似てらっしゃいました。
世間狭い…その2でした。
肝心な演奏会の話を…..演奏はとてもリコーダーとは思えないくらい表情豊かで、音色も様々、音量の変化もありリコーダーの可能性を見せつけられた!という感じでした。彼らと私と同じ楽器を吹いているとは思えない、急に自分自身のことや物事が今までよりももっと具体的に客観視できました。
楽器として、できなきゃいけないこと、満たす条件がなんなのかを考えました。
リコーダー以外の楽器を演奏する人はそんなこと考えたことないかもしれませんが…!!
おっしまーい。

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