レッスン風景(札幌)

(左より田坂さん・泉さん・石黒さん)
 メンバーはヴァイオリンやオルガンも演奏される石黒さんのお声掛けで、初心者のお仲間と共に3名で月1回のレッスンを行っておりました。
 教材はアンサンブルの入門書・基礎練習本として大変実用的な「リコーダーアンサンブルの基礎と技法/吉澤実編著・全音楽譜出版社」と生徒の皆さんが普段から慣れ親しんでいる聖書の中から讃美歌をいくつか選び練習をしてきました。始めた頃は、3人が同時に演奏していてもリズムのズレや指使いの迷いなどがあり、ハーモニーを合わせる段階までいくのには1年はかかったかと思います。
ですが、レッスンを重ねていくうちに、他の方の音を感じ取る力と共に自分の音を合わせていくことが出来るようになり、本人達もアンサンブルの楽しさを発見することが出来、感動するようなハーモニーを聴かせてくれるようにまでなりました。

 私は音楽を専門に勉強してきていない方にも、リコーダー演奏やアンサンブルに関する情報をどうやって分かりやすく伝え、実践できるかを重要視しています。音の出し方にはその人それぞれに合った体の使い方があると思っており、呼吸をするように自然にリコーダーを吹くことが出来れば、今までうまくいかなかったことの問題(音楽的な問題・無理な体の使い方等)から解放され、豊かな音色で演奏することが出来ます。日に日に皆さんが上達され、言葉では表現出来ない位の感動する音色を聴かせてくれる瞬間こそが指導させて頂くことの一番の喜びです。
リコーダーを通じて仲間が出来たり、仲間と過ごす時間もアンサンブルの楽しみの1つです。

以下、生徒さんのご感想を掲載させて頂きます。

・今までリコーダーは自己でしたが、基礎の部分(特に体の使い方、力を抜いて芯のある音を出す)このことはどの楽器にも共通していると思います。音楽的に奏でることも根気良く教えて頂きありがとうございました。

・リコーダーは小学校の音楽の教材という認識で管楽器より軽視しておりましたが、先生のレッスンで自分の意識の込め方で音色が変わったり、合奏曲もパートナーの音色を聴くことで一体になる心地よさを教えて頂きました。うまく表現できませんが、自分がリコーダーを道具として吹くという感覚が、リコーダーが主で曲を吹かせてもらっているという思いになっています。

・私にとってリコーダーは玩具であり、子どもが捨て去ったものをピーピー吹いていたに過ぎませんでした。指使いもままならない私に気さくに丁寧に指導して下さり、リコーダーを吹くことで心が癒され、友人と共に音楽を楽しむ事をも教えてくださったことは最高に嬉しく、有難いことでした。これからも沢山の方々にリコーダーの素晴らしさ、楽しさを伝えて下さることを期待しております。

関東近郊で出張レッスンを行っております。場所は音出しが可能な公民館、ご自宅、教会、カラオケBOX、貸しスタジオなどで随時行っております。ZOOMを使ったオンラインレッスンも対応可能です。
ご興味・ご質問のある方は、コメントもしくはCONTACTよりお気軽にお問合せくださいませ。

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