20201年4月6日(火)@南青山マンダラよりライブ配信(配信終了後1週間はアーカイブ視聴可)
第1部ではアンドレ・カンプラの名作『アリオン』を中心にしたステージを、後半第2部では太陽王ルイ14世も絶賛した才女Elisabeth Jacquet de la Guerreのカンタータ『ユリシーズの眠り』を中心にした豪華プログラムで演奏させて頂きました。今回リコーダーは初登場だそうで、今回のカンタータ作品はもちろんですが、マレやルクレールの室内楽曲を皆さんと一緒に演奏し、その音楽に浸れる喜びを感じていました。
私の学生時代はドイツ・イタリア作品を中心にやっていたように思いますが、実際にフランスへ留学し、現地のコミュニティの中で生活をしたことで、フランス作品の奥深さを味わえるようになってきており、自分自身の嬉しい成長や変化も感じました。また今回は様々な楽器や歌とのアンサンブルで刺激を受け、本当に有意義な時間でした。
今回とっても素晴らしいと思ったのは、鏑木さんがカンタータのストーリーを紙芝居にしてくれたり、あらすじを毎日少しずつSNSでつぶやいたり、リハの風景を公開したり、日々沢山のお客様に配信を観て頂くための工夫をしていて大変勉強になりました。配信コンサートでは普通にコンサートをするよりも宣伝に様々な努力が必要だと感じました。
東京に引っ越してきたことで、私が学生の頃からお世話になっていた方々と再度繋がらせていただくことが出来、本当に感謝です。
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ライブ・ナビゲーター:白沢達生
【ステージ1】『アリオン』André Campra, cantate « Arion »ほか
西祐麻仁 Yumani Nishi, dessusソプラノ
仲間知子 Tomoko Nakama, traversoフルート
安大登志子 Toshiko Andaï, violoncelleチェロ
中川岳 Gaku Nakagawa, clavecinクラヴサン
【ステージ2】『ユリシーズの眠り』Elisabeth Jacquet de la Guerre カンタータ « le sommeil d’Ulisse »ほか
鏑木綾 Aya Kaburaki, dessusソプラノ
阿部まりこ Mariko Abe, violonヴァイオリン
安藤由香 Yuka Ando, flûte à becリコーダー
中山真一 Shin Nakayama, basse de violeヴィオール
中村恵美 Emi Nakamura, clavecinクラヴサン
協賛/篠崎バイオリン工房
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