今日はリヨンから車で50分ほどで着くサン・テティエンヌでアマチュア合唱団のコンサートでした。プログラムはバッハのカンタータ147番とシャルパンティエのテ・デウム146番でした。
この合唱団はフランス語とドイツ語を話す人達のグループで、サン・テティエンヌ出身の歌手が入って演奏会をするようで共通語はフランス語でした。
アジア人は私だけでしたが、フランス人に「あなたはフランス人?」と聞かれました。たまに聞かれるのですが、なぜだろう。フランス生まれのアジア人だと思っているのか…?
でもこの2日間、親切なフランス人の方々にお世話になり、話すことにあまり抵抗がなくなり急にフランス語力が伸びたと錯覚しています。
オルガン奏者がドイツ語しか話さず指揮者がフランス語で指示を出していたのですが、リハーサルも本番もカオスでした。そして弾き方のせいでオルガンが壊れるという…そして私のことは透明人間かと思っているのか、まるで見えていないかのように完全に無視。
フランスにいてフランス語を全く話さない、挨拶もしない、というのは相手はこういう感じがするのか、と身に染みて理解することが出来ました。
リコーダーの相方はドイツ人のマダム。とっても親切で人間の器の大きさと温かさが感じられる素敵な方でした。
その方の娘さんはメゾソプラノで専門的に古楽を勉強をしたそうですが、ドイツとフランスとのハーフでカンタータはさすが全然違う。素晴らしかった!!!
180cmのスーパーモデル並みのスタイルと美しさと声量と声質とドイツ人とフランス人のハーフという…もう羨ましい限りです!という感じでした。
フランスでの初お仕事…また色々なことに気付かせて頂きました。
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