リヨン到着、ですが…

リヨンに着きました。
日本では演奏をさせて頂く機会を頂き、また友人達と会うことが出来、ご飯も美味しく、便利でキレイで…帰る場所や居場所があるということは本当に幸せなことなんだということを感じました。まるで夢を見ているような…日本滞在でした
実はリヨンへ向かうときのドイツのフランクフルトで乗り換えだったのですが、嫌な思いをしました。
なにかと評判の悪いフランクフルト空港で、（最近ではヴァイオリニスト2人が楽器を押収されたり）私も以前フランクフルトで乗り継ぎの時に迷子状態になったことがあり、知人の評判もあまり良くないので印象が良くなかったのですが、今回自分で予約していたオーストリア航空のウィーン乗り換えの便が欠航になったので、空港から空席と乗り継ぎに合わせて、この便を予約してくれたので搭乗しました。
本当にバカバカしい話なのですが、自分の覚え書きを兼ねて書いてみます。
実は乗り継ぎに3時間近くもあったのですが、ギリギリになりました。
パスポートチェックのカウンターの効率が悪過ぎて、並ぶ列もめちゃくちゃで人が重なりあってスリされてしまいそうな雰囲気で、人に押されて圧死するかと思いました。本当にめちゃくちゃでした。
かなり待ったあと、やっと自分の番になり、仮の滞在許可書とパスポートを渡したところ、なぜか「ボンジュール」と言われたのでフランス語で書かれている仮の滞在許可書を見て、私がフランスに住んでいるのだと判断してそう挨拶してくれたのかと思っていたのですが、なぜか「イタリアに住んでいるの？」と聞かれ「は？違います。フランスです。」と返しました。なぜその方が私にボンジュールと言ったのか謎です。
仮の滞在許可書が本物かどうか虫眼鏡のような物を使ったり、紙の透かしを確認してみたり、調べに調べ、結局別な取り調べ室に連れて行かれました。
とても苦労して自分達は仕事をしているような雰囲気を出していましたが、その軽薄な様子とその光景が滑稽で仕方ありませんでした。
別室に連れて行かれ、奥にいた偉そうな方に仮滞在許可書の確認をしOKが出たようで私を解放してくれましたが、手荷物チェックの際にも、係の女性に高圧的な態度を取られ本当に腹が立ちました
フランクフルト空港
ここに書いてあるのは税関の話です。『最後の関門として税関の対策も強化され、職員の意識も高い。』
実際は意識が高いという意味を取り違えている職員の方は大勢いると思います。
大荷物＋時差ボケで寝不足＋長旅の疲れに加え、ここで心身共に疲弊しました
もうフランクフルト乗り換えは御免でゴザイマス
家に到着すると大量の郵便物との戦いが待っていました。
もう3ヶ月近く家を空けていたので大量の手紙を解読するのにやたら時間がかかっていますが、私が居ないはずの8月の電気代が€85 !!! 私が居たときは約€45だったのにその約二倍とは!!!
そして住宅補助金申請の書類を出したはずなのに届いていないという手紙を発見。銀行からも住居に関することでお金を払うように書いてある手紙も。
起きられたらメールも含め5時前後に起きて7時までの2時間で1,2件ずつ地道に読んで解読しています。
時間がかかってしょうがありませんが、仕方がありません。
さて、そろそろ寝ます。