練習方法と求めること

オーボエはやみくもに吹くと体力、筋力の消耗の道まっしぐらです。
日々、練習方法とその効果についてより良くならんかな~
と考えています。
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最近、趣味でリコーダーを吹いている方に
「バロックのものを吹くための教本はありますか?」と聞かれたので、ギースベルトの教本を紹介しました。
「でもそれをなにも考えずにやっただけではなにも得られませんよ。」
と心の中で言いました。心の中で。。
教本や練習本を作った人が「どんな効果を狙っているのか」を考えることは必要です。
効果を得られるようなものであれば、教本でなくてもいいんだと思います。
昔は通低の練習をするのに、コラールを課題にしていたそうです。
それを移調してみたり、和声分析してみたり、3度、4度は正確に出来ないなぁ!
とか演奏のときに必要なことは簡単な曲の中でも見つけることは出来ます。
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これは管楽器特有の話かもしれませんが、
まずはテクニックがなければ置かれる状況はかなりキツいのだと思います。(テクニックは指が回るという意味だけではありません。)
それと音楽性に加えて精神力や伝わるものがあって始めて「演奏をする」ということの意味に近づくのかもしれません。
私は古楽だけをやっていこうとは思っていません。現代の作曲家にリコーダーやオーボエの作品を書きたいと思わせるぐらい楽器の可能性でも解釈でもなにか進歩や発見をしたいと思うし、
そうしないと楽器としての存在価値がなくなってしまうのでは思います。
とにかくまず私にはテクニックが必要不可欠です。あと知識も….!

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