午前4時のぼやき…


何事も “奥深さを想像する” ことは大事だと思います。
演奏の際、“聴衆の奥深さを想像する” ことは大事だと思います。
どこにでも自分よりも鋭い感性、表現力、分析力、判断力を備えている人はもちろん、
環境・経験・感情など色々なことが混ざり合って、同じ音楽を聴いても感じることは人それぞれだと思います。
感受性が豊かでも月並みな言葉しか出ない人もいるだろうし、感じたことを表に出さない人もたくさんいると思います。でもわざわざ時間とお金をかけて会場まで足を運んで下さるということは、なにかしら期待して頂いているのだと思いたい。
仮に100時間の練習をしたとしても演奏会では1時間にも満たない時間しか聴衆の前で演奏されないと思う。
その100時間の練習時間の間に聴衆のことを意識し想像して向き合って練習する時間はどのくらいあるんだろう。
聴衆の方達のその色々な面を想像しながら試行錯誤していくことは表現をする者として大事な気がします。
「知ること・想像すること・試行錯誤すること」で
最終的に“自然で自由”になれるような気がします。
そして自然で自由なのが相手の心に一番ダイレクトに伝わるのだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました