帰国して

１４日に帰国してからいろいろなこと考え始めている。自分自身のこと、日本についてなど。
身近な友人が今日留学のために渡欧した。とても寂しかった。彼は人としてとても魅力のある人間だ。自分のモノを持ちながら、自分の周りの人を大事にし、協調している。そんな人間になりたいもんだ。いや、なる。
私は自分が失敗したり傷つくことから避けようとしている。なにが不安かわからない不安に陥っている。たぶん、自分が一番じゃないと気が済まないんだろうと思う。なにが一番か他人じゃなくて自分で決めた一番というものね。ほんとバカみたい。
かわいいと言われてチヤホヤされることが一番だと思っていた。それが若さの特権であると思っていた。けど、それを一番だと思うことは違う。内面がしっかりしていなければ、人間としての魅力はない。
本来どういう状態が自分にとって理想なのか。。自然の状態。
人の輪に入って協調して生きていきたい。音楽もいつも一人で奏でているのはツライ。
自然の状態になることは、簡単なようだが私にとってとっても難しいことだ。
人の中に入っていくとき、なにか強みがなければと思ってしまう。なにか自信の持てることがなければ、劣等感を感じ、それを相手に悟られ相手の対応を困らせてしまうのではないかと心配になる。どうしてだろう。
最近、思うこと。１００％で完ぺきなことがあったとすると、自分は５０％も知ろうとしたり努力をしていないということに気づき始めた。やる前から自分で制限を決めてしまっているのだ。そういうのは良くない。
というか知ることや努力に関しては「０」か「１００」しかないんじゃないかと思ったりする。「本気」か「本気じゃないか」ということ。
よくこの職業で将来食べていけるのだろうか。とか周りに先を越されているんじゃないかとか不安になって物事が手につかなくなることも多々あるが、そんなことを考えている間にも未来に確信は持てないけど、せっせと目の前のことに努力している人たちがいるのだ。
山登りのように、足元ばかりを見て登っていたらいつの間にかこんなに進んでいた！という
のもある。でもたまには登山道から逸れていないか、顔を上げて周りを見て確認する必要がある。これって人生と似てるんじゃないかと思う。
そしてあんまり窮屈に考え過ぎないこと。「考えるより、まず行動。」これは私にとって大切なことだ。言葉の威力は大きいから、あまり発言しないようにしようと思っている部分があるが、言葉に出来ないということはそこまで具体的に考えていないということにもなってしまう。
それと過去は過去、現在は現在であるということ。過去ではこういう人間だったから本気を出せばなんとかなるという考えは過去の事実だったとしても現在に当てはまるとは限らない。今の状態は今の自分が作り出した結果である。
あーーすっきり。寝ましょ。