今日は中世の街Pérouges”ペルージュ”(リヨンから電車で約30分の街)に行って来ました。
リヨンから30分しか離れていないのに人も街も空気も雰囲気もおおらかで温かく、羊が放牧されていて、そのペルージュの田舎の景色がとても素敵でした。
中世地区は一面石畳で坂の勾配に沿って建物が建っていて、中世の絵のタペストリーやワンピースが売られている店があり、また家の中の家具や小物などに美的センスが光っていてどれも昔から愛着を持って使い続けているんだろうなぁ、と感じさせられました。
あくまでも想像ですが…クリスマスはすごく美しい街だと思います。
1人で勝手に想像してウルっときそうです。
“フランスの最も美しい街”…と書いてあると思います。ペルージュは古代ローマ時代に、イタリアのペルージャ人が集落を作ったことから名付けられたそうです。
いつも写真が上手く撮れないのですが、太陽の光で輝く家の壁面の葉と家と家の隙間から覗く青空が美しかった…!
”ガレット”が有名だそう。”薄く円いもの”がガレットだそうですが、クレープのような薄い生地で甘酸っぱく、ショートケーキのように切って売られていました。
…帰りにリヨンのショッピングモールでトイレを使おうと思い、小銭を持ち(トイレを使うのにお金がかかるので)20時20分頃にトイレに入ろうとしたら掃除の人に「20時までだよ!ごめんね!」と言われ、その人は私がトイレから立ち去る前に掃除用具をまとめてさっさと帰って行きました。
トイレの使用は「9h-20h」と書いてあります。他の店はまだ開いているのに、
トイレが店より先に閉まるようです….。
そして自宅に向かうメトロのホームを歩いていて、視界の端で少年と普通のおじさんが普通に話しているように見えたのですが、気づくとおじさん1人で手から大量に出血をしていて血液が地面にもかなり滴り落ちていたので、たまたま持っていたトイレットペーパーをとりあえず全部渡し、遠くから様子を見ていたのですが、周りの人は誰も助けない、そもそも誰も気に掛けて見ないし、気づかないフリなのかなにも起きていないかのような様子。
自分の身が危険になるような状況だったら正直関わるかどうしようか….という気持ちはわかりますが、そうじゃない状況だったのに、そこのホームにいたフランス人は冷酷無情なんじゃないかと疑ってしまうほどでした。
フランス人って恐ろしい人種だなと思う瞬間が時々あります。
只今午前3時。…刺激の強い1日でした。おやすみなさい!
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